別の産婦人科で、エコーを見てもらった。
私は、先生の言葉を待っていました。
「大丈夫ですよ」
そう言ってもらえたら、どれだけ安心できただろう。
でも、そうはなりませんでした。
先生が赤ちゃんの脳を見て、言ったのは、
「やはり、脳室拡大があります」
という言葉でした。
やっぱり……。
最初のクリニックで言われたことは、間違いではなかった。
私の不安は、気のせいじゃなかった。
そう思うと、胸が苦しくなりました。
でも、同時に知りたいことがたくさんありました。
どんな異常なの?
どのくらいのものなの?
生まれたらどうなるの?
普通に生活できる可能性はあるの?
私はどうすればいいの?
頭の中には、たくさんの疑問が浮かびました。
でも、この先生は私の主治医ではありません。
その病院に非常勤で来ている先生だったのです。
だから、詳しいことや今後のことについては、私が通っているクリニックに相談するように言われました。
私は、一万円を払って、ここまで来た。
少しでも早く答えが欲しくて、必死で病院を探した。
そして、やっぱり異常があることは分かった。
なのに、また元のクリニックに相談しなければならない。
「じゃあ、私はどうしたらいいの?」
そんな気持ちでした。
この日は初診だったこともあって、受診にはかなり時間がかかりました。
長女には、長い時間付き合わせてしまいました。
あのときは自分のことで精一杯だったけれど、
今振り返ると、
長女には本当に負担をかけてしまったな
と思います。
診察を終えて、長女と一緒に車に戻りました。
私は、駐車場の車の中で泣きました。
何が正しいのか分からない。
もうどうすればいいのか分からない。
でも、とにかく時間がない。
そんなことばかり考えていました。
そのとき。
スマートフォンが鳴りました。
画面を見ると、
私が通っているクリニックからでした。
先ほど診てくれた先生が、私の通っているクリニックに連絡を取ってくれていたのです。
私は、泣きながら電話に出ました。
そして、この電話で私は、
また一つ、大きな現実を突きつけられることになります。
※この記事は個人の体験をもとに書いています。
医療上の判断については、必ず主治医・医療機関にご相談ください。



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