「このまま待ってはいられない。」
そう思った私は、他に診てもらえる病院がないか探し始めました。
大学病院の受診日は年明け。
でも、私たちには時間がありませんでした。
中絶できる期限が迫っている。
赤ちゃんの脳室が大きいと言われた。
それなのに、詳しいことは何も分からない。
「緊急性はない」と言われても、私にはどうしてもそうは思えませんでした。
だったら、自分で動くしかない。
そう思って、別の産婦人科を探しました。
そして、診てもらえる病院を見つけました。
ここなら、何か分かるかもしれない。
少しでも早く赤ちゃんの状態を知りたい。
その一心でした。
受診には、一万円ほどかかりました。
正直、安くはありません。
でも、当時の私には金額なんてどうでもよかった。
自費でも、知りたかった。
赤ちゃんの脳に、本当に異常があるのか。
もし異常があるなら、どのくらいなのか。
このまま大学病院の受診を待っていていいのか。
何も分からないまま、時間だけが過ぎていくことが怖かった。
そして、長女を連れて、その病院へ向かいました。
無事に到着。受付の方がとても親切で、気持ちが少し落ち着きました。
でも、周りの妊婦さんがとても幸せそうに見えて苦しかった。
私は幸せな妊婦を装って長女とキッズコーナーで待ちました。
そして、ようやく診察。
エコーで赤ちゃんを見てもらいました。
私は画面を見ながら、先生の言葉を待っていました。
どうか、大丈夫であってほしい。
でも、もし何かあるなら、ちゃんと教えてほしい。
そんな気持ちでした。
最初のクリニックで言われたことを伝えていたので、特に脳の部分を中心に診てもらいました。
私は、そこで何か答えが出ると思っていました。
ここまで来たんだから。
何か分かるはず。
そう思っていました。
そして、先生から告げられたこと。
それは――
私が一番聞きたくなかった言葉でした。
でも同時に、
ずっと知りたかった答えでもありました。
その先生が私に何と言ったのか。
そして、そのあと私はどうしたのか。
次回、書きます。
※この記事は個人の体験をもとに書いています。
医療上の判断については、必ず主治医・医療機関にご相談ください。



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