羊水検査が終わってから、結果が出るまでには時間がありました。
それまでの私は、ただ待つしかありませんでした。
でも、待っている間も、
お腹の赤ちゃんは動いていました。
いつもと変わらない日常。
長女と過ごして、
ご飯を作って、
夫と話して。
でも私の頭の中には、いつも赤ちゃんのことがありました。
そして私は、あることを願うようになっていました。
「染色体異常であってほしい」
できることなら、
少しでも余命の短い病気であってほしい。
そう思ってしまいました。
今考えると、とても残酷な願いだったと思います。
でも、あのときの私は、
そう願うことでしか、自分を守れなかったのだと思います。
もし、生まれてくることが難しい病気だったなら。
もし、医学的にどうしようもないことだったなら。
「私がこの子の未来を選んだ」わけじゃない。
そう思える気がしました。
自分の責任が、少しだけ小さくなるような気がしたのです。
反対に、
染色体異常がなかったら?
それでも、この子には重い障害があるのだとしたら?
私はどうするんだろう。
その答えを、
私はまだ持っていませんでした。
そして最後を、
結果が出るまで、
私はまた待つしかありませんでした。
お腹の中で動く赤ちゃんを感じながら、
私は毎日、
羊水検査の結果を待っていました。
「どうか、私が決めなくてもいい答えでありますように。」
※この記事は個人の体験をもとに書いています。
医療上の判断については、必ず主治医・医療機関にご相談ください。



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